2015年6月12日金曜日

雨を表す表現



梅雨の時期がやってきましたね。日本では「しとしと」「ざーざー」「ぽつぽつ」「ぱらぱら」など雨が降る模様を表す擬態語が数多くあります。また「小雨」「天気雨」「長雨」「霧雨」「豪雨」「五月雨」などのように○○雨と表される熟語も数えきれないほどあります。





日本語には多言語よりも動詞や形容詞が少ないことから擬態語(オノマトペ)が多い言語であると言われます。また日本は四季がはっきりしていて四季や天候に関する細かい差を表す言葉が非常に多い言語とも言われます。しかし英語にも同様に数多くの雨を表す表現があります。雨が降っているという表現はIt's raining. しか知らないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は雨の降り方の英語表現をご紹介します。


●ざあざあ降っている。土砂降りである。
It's raining heavily.
It's raining in torrents.
It rains cats and dogs.
The rain is pouring down. / It is pouring.

●ぱらぱらと降る。
It's sprinkling.

●ぽつぽつと雨が降ってきた。
It has begun falling in drops.

●しとしとと降っている。(非常に小さい水滴の雨、霧雨)
It's drizzling.

●暴風雨
storm

●雷雨を伴った暴風
thunderstorm

●天気雨 ・ 狐の嫁入り
rain shower
(この表現が存在しない英語圏もあります。天気雨の意味を説明すると以下のような例文になります。)
The rain falls while the sun is shining.

●五月雨
early summer rain

●梅雨
rainy season

●時雨 
shower in late autumn
ちなみに雨の表現ではありませんが、蝉が一斉に泣き出す様子を時雨の降る音に見立てた「蝉時雨」を英語に直訳するとoutburst of cicadas singing(蝉の鳴き声の大発生)となります。

●通り雨 にわか雨 夕立
brief rain/ passing rain/ shower
夕立にあった。I was caught in a (sudden) shower.

●ゲリラ豪雨
unexpectedly strong rain(予測できない強い雨)
localized torrential rain(局地的な豪雨)

お天気について話すことは世界共通のコミュニケーションの定番ネタです。このような表現方法を予め学んでおくことで、外国人と会話する際に会話のネタに困って黙り込んでしまうことを避けられます。丁度今の時期なら梅雨の話からどんどん会話を広げていくこともできます。雨に関わる表現のみならず、お天気に関する表現を覚えてどんどん会話に盛り込んでいきましょう♪




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